北近畿の話題と写真集74

平成15年(2003)1月
■山の神03
☆、顔に墨を塗って山の祠まで参拝に行く珍しい正山の神03の1月行事が続けられています。
兵庫県香住町の沖浦地区(写真)や隼人地区である「山の神」というこの行事。いつごろから続いているのかははっきりしませんが、山の神の起源は室町時代だという説も。
山の神は、女の醜い神様で顔を汚くしていかないと機嫌が悪くなると言う言い伝えがあり、かわいい女の子が参加しない理由もうなづけます。
いまでは子供会の冬休みの大切な行事となっており、お参りに行ったあとは女の子も参加してごちそうを食べるそうで、子供たちも楽しみにしています。
いつまでもつづけてほしいものです。

 

 
 
☆こどもたちは、「山の神の祭りはおおきな祭りで・・」などと大声ではやしながら、およそ1キロを行列し、しめ縄や御神酒を持って山の祠に参拝、振り向いてはいけないということでお参りしたあとは一目散に走って帰ります。

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