北近畿の話題と写真集61 |
平成14年(2002)1月 |
■山の神02 |
☆兵庫県香住町の沖浦地区では、顔に墨を塗って山の祠まで参拝に行く珍しい正月行事が続けられています。 「山の神」というこの行事、いつごろから続いているのかははっきりしませんが、山の神の起源は室町時代だという説があります。 山の神は、女の醜い神様で汚くしていかないと機嫌が悪くなると言う言い伝えから顔を墨で汚していくのだそうです。そして、女の子が参加しない理由もそこにあるそうです。 ちょっと変わった行事ですが、ほほえましく、いまでは子供会の冬休みの大切なイベントになっているようです。 いつまでも絶えてほしくない行事です。 |
☆こどもたちは、「山の神の祭りはおおきな祭りで・・」などと大声ではやしながら、しめ縄や御神酒を持って山の祠に参拝します。 |
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