主人の知り合いの方が
亡くなられた・・・と、
知りました。
お仕事でのお付き合いでしたが、
私も何度かお会いした方でした。
聞けば、主人と同じ年齢、
しかも、誕生日は一日しか違いません。
そんなことがわかると、
よけい身につまされてきて、
ご家族のことを考えてしまいました。
東京からはるばると豊岡へ来られ、
絶滅したコウノトリの野生復帰事業に
大変、尽力された方でした。
そのコウノトリは、
もう３０羽以上が
豊岡の大空を自由に飛びまわり、
この春も自然の中で
何組もペアで巣づくりをして
ヒナをいくつもかえしています。
そんなようすを
見るたびに
巣を観察したり、
カメラを向けられて、
日焼けされてお元気そうだったお顔を
思い出します。
主人は「とっても頑張られる方だった」と
話します。
同じ日、
コウノトリの巣から
一羽のヒナが死亡したそうです。
「いっしょについていったのかなぁ・・・」
主人がポツリと言いました。
ご冥福を心からお祈り致します。