夜明け前の火事で、
燃えさかるわが家から
母といっしょに、
いったん逃げ出した幼い男の子が
「お父さんのところへ行く」と
炎上する家の中へ戻った、という記事が
ありました。
青森市内で10日未明に発生した火災で、
焼け跡から父親(33歳)と、
その長男(7歳)と次男(5歳)
とみられる遺体が発見された・・・
記事の見出しは
「父を助けに子供火の中へ」でした。
(「なんとも悲しくて言葉がでんなあ」と、陰の声)
父親として、息子たちが幼かったころを
思い出し、涙を堪えているようでした。
「どうして自分はここにいるの・・・」と
降りしきる雪の中、
ただ一人残された母親(31)は、
悲痛な叫びを上げるばかりだったようです。
昨年10月に引っ越して、
住んだばかりの家族は、
雪の中で父子3人で、
よくソリをして遊ぶ姿が見られたとのこと。
大好きなお父さんを助けに
火の中へ戻った息子。
こんなことが、こんな悲しいことがあったんだなあ
と、深く深く考えさせられる出来事でした。
謹んでご冥福をお祈りします。
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この1年が良い年でありますように、
と願いを込め、
伝統行事に参加した
元気な子供たちの写真を・・・
事件
2010年01月12日