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きのう、おとといと、連休を使って来られたお客さん。
いっつも、この時季には、葉ショウブをお風呂に入れた「菖蒲湯」をしています。
が、きのうもおとといも、採るのを忘れてしまっていて・・・
この葉ショウブは、今は亡き実母が山の畑に植えていたもので、根っ子を掘って帰り、今度は私が家の隣の畑の隅で育てているものです。

息子たちが小さい頃から、子どもの日には毎年、病気をせず、元気に大きくなるようにの願いを込めて「菖蒲湯」をしてきました。
幼稚園、小学校低学年の頃には、母親（私のこと）の思いをよく汲んで？くれて、
「お母さん、ショウブの匂い、ええ匂いだわぁ。この風呂に入ったら、元気になるんだらぁ」と、
頭から湯気が上がって、ほっぺたが真っ赤になってフラフラするまで、ショウブを匂ったり、投げ合ったり、頭や首に巻いたりして、菖蒲湯を思いっきり堪能？していたものです。
大きくなっても、その匂いは、頭の隅っこに残っている、でしょうか、いや、残って、代々、伝えてほしいのですが。。。。。
（都会では難しいかな）
で、今夜のお客さん・・・ご夫婦さんばっかりで、小さなこどもさんはおられませんでしたが、
菖蒲湯、入れてよかったわぁ～。匂いに癒されたって、
とっても、喜んでいただきました（良かった、良かった・・・）
母の想いを今も引き継ぐ娘（私）でした。