「なんとなく地域ブランドをつくったけど、さて、こらからどうしよう・・」では、ダメなんですって。
「そりゃそうだで、ブランドはきちんと識別できる証と、品質保証するもんもいるし、ブランドの魅力をなんとなし、じゃあなくて、確かに実感してもらわんとなァ」と主人。
(きょうは、ちょっと、カシコソーなこと、言うやんーと逆陰の声)
地域ブランドで、当然浮かんでくるのは、
「カニ」と「但馬牛(たじまうし)」。
但馬牛というと、船場の有名なお店が偽装して、そのあと廃業という結末になりました。
そんなこともあって、逆に全国に但馬牛の名前が轟きました。
なので「あ、あの但馬牛・・・」なんて、
よく、お客さんに言われます。(笑)
そして、同時に、そのお値段も上がって、手に入りにくい時もあります。(とくに、ヘレ肉の上物などは)
また、カニといえば、選別の厳しさでは日本一の「柴山ガニ」(松葉ガニ)なんですが、きょうのお客さんにも「このピンクのタグが柴山ガニの証なんですヨ」って、お話すると、ニッコリされてました。
昨日のお客さんは、全国あちこち行かれているようで「先日、北陸へ行ったら、富山、石川、福井・・・と県によって、タグがわかれているようだったよ」と話されていました。
兵庫県のように、柴山、香住、津居山、浜坂と、漁港ごとに違うタグをカニにつけているのと、どちらがいいのでしょうね?
「このカニ、地元の柴山漁港にあの漁船のあの漁師さんたちが、冬の荒海でがんばって獲って来てくれたんだ」と思うと、身近でよけい値打ちがあって、ごっつう、嬉しい気がするのもするし・・・
こんなことを考えながら、いつも柴山ガニを一生懸命調理し、カニ刺し(餅花造り)やカニみそ甲羅焼き、生みそなどなど、お出ししています。(⌒-⌒)
「美味しい、美味しい。この味だ」と言っていただきたいためにー
(よし、いつか「木船ブランド」をつくるぞ!ーと威勢の良い影の声
まだ暗い柴山漁港に帰ってきたカニ漁船
水揚げされる柴山ガニ(ピンクのタグが付いています)
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地域
2009年02月25日