きのう、Hさんのお葬式がありました。
Hさんとは、6年ほど前に
〈こんなに甘くて新鮮なイチゴ食べたことナイ!〉
と感動して、お付き合いが始まりました。
ちょーど、冬のカニシーズンの、2月ごろだったと記憶しています。
豊岡市(我が家から車で約30分)から軽トラックで収穫したばかりのイチゴを売りに来て頂けるのもうれしくて、もちろん、鮮度は抜群でした。
「こんな時季に、こんなに甘い、イチゴに感動!うれしい!」
「ほんとに、豊岡で、採れたん?」
「とっても甘くて、カニがよけいおいしかった気がしますヨ」
などなど・・・
カニを食べたあとに、Hさんのイチゴをお出しすると、カニはもちろんおいしかったけど、このイチゴはまた別腹!幸せがまた膨らむワァ~~と、いつも言われたものです。
イチゴのほかには、トマトなども作っておられて、トマトの苗も私に下さいました。
どうしたら、甘いトマトが作れるのか、
なんてことも、伝授して下さいました。
肥料(有機のもの)のことや、手入れの仕方など教えてもらうわけですが、
とどのつまりは、いつも
「イチゴさんのゴキゲンをようみてやること、感じ取ってやることですぞ~。そうしたら、イチゴさんも応えてくれ、甘~あなったり、大きい実を付けたりするんですでぇ~。なんでも気持が通わんとなぁ~。そうでないといけませんでぇ~」と。
私に、農業のいろんな心を伝授して下さったHさん。
もっと、長生きしてほしかったです。
奇しくも、きのうは、風がビュービュー吹き荒れて、餘部鉄橋も列車がときどき止まっていました。
Hさんが、千の風になって「さようなら」を言っているかのようでした。
Hさん、どうぞ、安らかにお眠り下さい。
私のこと、いつまでも忘れないでね。さようなら。。。。
Hさんに教えていただいことは、いつまでも、忘れませんからね。
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女将のほのぼのブログ
2009年02月01日