今年も私立中学の受験のシーズンが始まりました。
先日は、近くのT市にあるK中学でもありましたし、きょうは東京(千葉)の私立中学の、それも超難関校の受験に向かう子どもや親、進学塾の先生たちがニュースに映し出されていました。
厳しい経済不況の中、受験者数は増えているのだそうです。
理由は、先がみえない時代になればなるほど、我が子に親は何が残せるだろうかと考えた時、生きる力として教育が必要だ、ということでしょう、と名門進学塾の方が言われてました。
「お父さん、お父さん、私立中学校の受験者、今年が一番多くなりそうなんだって」
「生きる力として教育が必要だーというのは、間違いないけど、
親の一方通行で子どもに押し付けるのはちょっと・・・・」
「・・・・・」
そういえば、先日、新聞でエッセイストの木村治美さんが、福沢諭吉の「親学」のすすめ、と題して、書いておられ、
福沢諭吉は『子を愛してはいるが、一筋に自分が欲する道に入らしめんとする者があるが、結局、その子の心を病ましめてしまう』と受験勉強に奔走する現代の親への苦言にもつながることを述べていたのだそうです。
そして、「親は子どもを慈しみ育てなさい」と教え、子どもの教育について語るとき、諭吉はつねに「父母」「父母力をあわせて」と親学の必要性を訴えていました。
(う~ん、なるほどーと陰の声)
私たち親、いや、もうすぐおばあちゃん(おじいちゃん)も、しっかり親学、婆学、爺学しなくっちゃ・・・(⌒-⌒)
<きょうの写真は、4代続く老舗のお人形店さんに撮らせてもらった、とってもかわいい市松人形です>
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女将のほのぼのブログ
2009年01月22日