2008年10月17日

病気や貧しさ・・・負の贈り物の「幸い」

先日、新聞のコラムで曽野綾子さんが書いておられました。
グーグルの創始者の一人、セルゲィ・ブリン氏が自らのブログの中で、自分にはパーキンソン病に罹り易い素因がある、と公表した話題を取り上げていました。
彼はまだ35歳で、そのうえ、全米で13番目の資産家だそうです。
それなのに、お母さんとお母さんの伯母さんが同じ病気に罹ったことをきっかけに,以前(もっと若いころから)からこの病気に罹る可能性を意識して暮らしてきたんだそうです。
そして、ブリン氏は自分の生活を調整して、発病を避ける努力を始め、また、莫大な財産を病気の解明のために投入することにされたんだそうです。
そうなんです!
病気でも貧しさでも、隠すことなく、むしろ、さらけ出すと、なんか、自分自身が軽くなるというか、肩の荷が下りるんです。
そうなんです!!
「そうだで、そうだで、私もそうして生きてきたもん」
肩が軽くなったところで、
さあ、これからどうしよう、どう生きよう、と考え、考え
過ごしてきたんです。
「災い転じて福となる」そう信じて・・・