女将のほのぼのブログ

2008年06月18日

イカがピンチ!

日本海のイカ漁船が、燃料の高騰で、採算がとれず、ピンチです。
わが民宿「木船」でも、これから活イカ料理、イカの刺身などイカ目当のお客さんが来られます。
水揚げもさることながら、お値段も少しでも安く・・・というのが、仕入れの原則。
でも、漁師さんの生活を思うと、そうも言ってられませんが・・・
漁船が使う重油の価格は、平成17年4月以降、1ℓ60円から年々上昇し、今年4月は98円、6月には120円となっているようです。(産経新聞より)
初夏の夜の海に瞬く漁火は、小型(10トン未満)のイカ釣り漁船が集魚灯を灯しているものです。強烈な灯りで、海のイカを集め、自動イカ釣り機や手釣りで吊り上げています。
燃料が高騰しているこのごろは、回遊してくるイカが少ない時や満月で集魚灯が効果を出しにくい時、出漁を控えられているそうです。
そういえば、今年の夏は漁火の数が少ない気がしてました。
小型のイカ漁船は、燃料が高くなっても、イカの回遊が近海に増え多く取れるようになり次第、また、出漁します。
でも、沖合にイカを取りに行く少し大きなイカ漁船(19トン型とか)は、出漁するたびに赤字でもう限界、ときょう、全国一斉休漁して、アピールされました。
隣町の兵庫県新温泉町の浜坂漁港でも19トン型イカ漁船7隻が一斉休漁に参加されてました。
浜坂漁港
浜坂漁港(兵庫県新温泉町)
一斉休漁のイカ漁船群
        一斉休漁中のイカ漁船群
スト中のイカ漁船
            いわば「スト中」だそうです
集魚灯
 集魚灯
燃料代のほかにも費用がかさむそうで、このイカ漁船が付けている集魚灯は一個3万5千円もするんですって。それも、1年もたないそうです。
テレビのニュースで、集魚灯を節約型の青色発光ダイオード(LED)で代用する構想を紹介していましたが、まだまだかなり高いのですぐには無理で、なかなかうまくいきませんね。
でも、少々仕入値は高くなっても、おいしいイカ料理は守っていかないとネ!
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