こんな、ものものしいチラシが配られる中、準構造船と呼ばれる古代の船が、復元され、日本海に進水しました。
出石の4世紀前半の遺跡から出土した線刻画「古代の船団か」を元に、半年がかりで船大工さんが復元作業をされたそうです。
長さ11メートル、幅1,6メートル、高さ2,2メートル、重さ3トン。材料はベイマツ。船名は古代の但馬に渡来した新羅の王子アメノヒボコにちなんで「ひぼこ」と命名されました。
10月にオープンする兵庫県立考古博物館(播磨町)に展示されます。
こんな船で、1700年前、日本海を朝鮮半島や中国大陸を行き来していたのでは、と考古学者はみており、高校生たちが試験航海しましたが、しばし、海を駆ける古代人の壮大なロマンが蘇るようでした。
{写真は兵庫県美方郡新温泉町の諸寄(もろよせ)漁港で}