ほのぼの「木船」だより

2004年06月28日

よしおばあちゃん

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  わしゃぁ 牛を飼ぁて 米作って、
        大根作って 漬物つけて
   何にも りこうげえなこたぁ
         ようしやぁしませんけぇど、
        皆が帰って来るのを
           いっつも 待っとるでぇ
        はよ帰って来いやぁ~

よしおばあちゃんは、隣の山の町に住んでいます。

白い手ぬぐいを頭に巻き、かっぽう着に、もんぺ姿。
おおきな畚(ふご)に野菜をいっぱい入れて背負っています。
牛を飼っていて、米や大根を作っていて、漬物づくりも上手のようです。

田舎なら、どこにでもいらっしゃいそうなおばあちゃんですが、実はよしおばあちゃんは、イメージキャラクターなのです。

地元の商業デザイナーが考案し、特産品のパッケージに登場したところ、「わあ、かわいい」と評判だそうです。
このほど携帯ストラップもつくられました。(写真)

最初に紹介した、方言丸出しの語りかけは「よしおばあちゃんの想い」だそうです。
過疎の町の願いが込められています。

携帯ストラップのパッケージの絵柄では「おかえりー」と子どもたちを出迎えているよしおばあちゃん。
いつもにこやかな笑顔です。