女将のほのぼのブログ

2014年10月26日

感動の農民人形展で~す・・・

農民人形作家で、先月、107歳で亡くなられた渡辺うめさんを偲ぶ作品展が、
兵庫県養父市の宿南ふるさと倶楽部で開かれているんですよ。
渡辺さんは、疎開してこられたご主人のふるさと、養父市八鹿町宿南で、
50年にわたって農民生活を題材にした人形200ほどの作品を製作されたそうですが、
このうち62点が展示されています。
会場には、
「私の人形はお百姓との合作です」「農民の心としぐさに近づきたい一念です」
など渡辺さんの言葉が紹介されていました。
いきいきとした表情の人形はもちろん、農機具や但馬牛、コマなども
正確に縮小してご自分ですべて製作されたと、案内の方が説明されていて、おどろきました。
囲炉裏での家族団らん、稲木干し、オシメ洗いなど
いまでは、見られなくなった農民の当時(戦後まもない頃を中心とした)の
暮らしや仕事ぶりが数々、表現されていて、貧しいながらも優しく逞しい心が伝わってきて
現代の生活で失われがちな何かを教えてくれているように感じました。
作品展が開かれている宿南ふるさと倶楽部
渡辺うめさんの作品展ポスター
「渡辺うめ人形 ふるさと宿南展」は、
宿南ふれあい倶楽部(養父市八鹿町宿南)
11月9日まで(午前9時から午後4時まで、入場無料)
京阪神から我が家(ほのぼの民宿「木船」)に来られる途中に
ご休憩がてらお寄りになってはどうでしょう・・・
会場にはコーヒー(200円)も

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