私たちの世代は、介護世代。
うち(民宿「木船」)のお客さんたちで同世代の方々も、私の同級生も「今は、しがらみ抱えとって、カニ食べにも行けんワァ・・・」と自分のことよりも、介護優先の日々を送っています。
今の時代、家事も仕事も両立しないと食べていけないわけで、特に同世代の女性陣は会う度に「抱えたしがらみに」の話になります。
私は両親を早く見送っていますが、ずいぶん前に病気になったり、入院したり、ちょっとボケたりの介護を10年余りしています。
きょうの新聞で、直木賞作家の連城三紀彦さん(60歳)が、十数年にわたって、母のふさ子さん(94歳)を介護されている記事を読みました。そのお母さんは、いま要介護5だそうです。
一時期は執筆活動も休んで介護されていたそうですが、昨年から仕事も再開されているのだそうです。
読んでいて、私もというか、共通点!と感じることがありました。
ひとつは、連城さんが今年の夏から胃潰瘍を患っておられること。(介護、仕事、もろもろのストレスです)
もうひとつ、一番辛いと思うのが、他人に介護の大変さを理解してもらえないこと。(介護している人は、どんな形にせよ大変だということをぜひともわかってほしいものです)
ほんと、この二点は私もおんなじです。
「私がやらないと仕方ないね」という義務感はありますが、それだけでは、内面が成就しないのです。
私もそうだったのですが、連城さんの胃潰瘍は、多分「ピロリ菌」ですョ。ストレスにストレスがたまって、ピロリ菌にはびこられて、胃潰瘍ができるんです。
大変さをわかってほしい・・・それだって、同じ経験をもつ人と話すことで、少しは解消できますョ。
それに、男の人が介護することって、ほんとえらいですョ。
私はこの記事を主人にも読んでもらいました。
連城さんはえらいです。
お体を大事にして、お母さんを長生きさせてあげて下さい!
きょうは、8月に亡くなった親戚のおじいさんの奥さんと「つるし柿」作りをしました。
美味しいつるし柿ができますように・・・(⌒-⌒)
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介護
2008年11月09日