実家の母(小脳脊髄変性症を8年間患って、合併症を併発して22年前に亡くなりました)の、幼な友だちで同級生、一番親しくしていたKちゃん(母がそう呼んでいました)のお葬式に行ってきました。
父の事業の失敗で、いろんな問題を抱えて苦しい時に、母の愚痴を聞いてくれたり、それこそ、もっと立ち入ったところまで心配して下さり、力の無い母をずいぶん支えてくれたおばちゃんでした。
生前、母は私に「Kちゃんには、いっつも心から真心を持って心配してもらって助けてもらっとるんだでー。いろいろ迷惑もかけとるし、Nちゃん(私のこと)が大きいなって、働けるようになったら、私(母)の代わりにお返ししてえよ」と、度々、言っておりました。
そんな母の気持を無にしたらあかん・・・私にできることがあったらKおばさんにお返しせんと・・・とずーと思ってきています。
昭和40年頃から押絵の先生として、たくさんのお弟子さんを育ててこられていて、私の結婚祝に、新築祝にと作品をプレゼントしていただいています。
母が逝って22年。お墓に参る度に、Kちゃんは母にもお参りしてお供えものもして、話かけて下さっていたとのこと。(お墓掃除で出遭った時にそんなことを話して下さいました)
そんなKおばさんの真心、ず~っとありがたく感謝している私です。
きょうは、最期の川の向こう岸で母がニッコリ笑って「Kちゃん、待っとたでぇ~」と温かく出迎えしてくれているんだろうなぁと思っています。(⌒-⌒)
こんなKおばさんの真心を私も見習って生きて行こうと思いながら、「ケミストリーの最期の川」を聴きながら帰ってきました。
Kおばさん、長いこと(20年も)、病気と闘って辛かったでしょうね。それなのに、私たちのことまで気に掛けてくださって、ありがとうございました。
これからは、先にいってる母と、仲良くしてやってください。そして、空から、先生(ご主人)やご家族、私たちのことを、ず~~っと、いつまでも見守ってくださいね。
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友人
2008年10月30日