確か1986年に絶滅したコウノトリ(国の特別天然記念物)。
その貴重な鳥、コウノトリの人工飼育(現在98羽)と野生復帰が進められている兵庫県豊岡市は、我が家(ほのぼの民宿「木船」)から車で約30分のところにある円山川がゆったりと流れる静かな町です。
2005年から始まったコウノトリの野生復帰事業で、放鳥されたり、繁殖した鳥が今日現在では43羽、豊岡を中心とした自然界に棲んでいます。(遠く福井県や四国などへ行っている鳥や行方が不明な鳥も少しはいますけれど)
そして、2011年、今年初めての卵今日、確認されました。(豊岡市百合地地区の巣塔で、6個の卵です)
このほか、いまのところ2箇所の巣塔でもペアが巣作りしているそうです。(まだまだ増えますよ、楽しみです^^)
産卵のニュースを聞くと、豊岡を中心とした但馬にも早春が訪れた感じがすると、研究部長さんも言っておられました。
コウノトリは、いつみても優雅で美しく、ステキな鳥だなあ、と思います。
雪どけの豊岡の水田には、もうすぐ北へ帰るコハクチョウが群れでいたり、ケリが見られます。
そういえば、ヒバリも鳴いて空へ舞い上がっていました。(残念ながらこれらの写真はありませんが・・・)
豊かな自然がそこにはあります。
(バードウオッチングに来られていた初老のグループもおられました)
コウノトリ、今年は何組のペアが巣作りするでしょうか?
それぞれのペアがいくつ産卵するでしょうか?
そして、何羽がふ化するでしょうか?
そのヒナたちのうち何羽が巣立つでしょうか?
(参考までに、2007年には46年ぶりのヒナが1羽誕生・巣立ちして以来、2008年に8羽、2009年に9羽、2010年に9羽が巣立っています)
うまくいけば、3月終わりごろからのヒナ誕生が楽しみです。
車で、走って遠くからではありますが、コウノトリ見物に出かけているんです^^
お母さん、毎日忙しいなあ。。。。って、
言われてはおりますが。。
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女将のほのぼのブログ
2011年02月26日