これまでに何度か書きましたが、
軽トラックが
おばあちゃんの家の玄関に突っ込んで
4ヶ月が過ぎ、
修復工事が始まってひと月。
実は5月23日には、
おばあちゃんのご主人の三回忌が
あるのです。
大工さんたちは、このところ、
毎日5、6人が来られて、お仕事。
ガンバラネバ・・という熱気が
伝わってきます。
で、私たちは
(主人とおばあちゃんとおばちゃんと姪と私)
法事のこともあって、
いろんなところを片付けたり、
大ゴミをほかしに
焼却場まで運んだり・・・。
それに、
おばあちゃんの家は古い蔵もあって、
この際、取り壊すことになっていて、
その片付けは、とくに大変です。
仕事の合間に手伝ってくれる主人は
「ゲゲゲの鬼太郎が住んでいそうだ」などと
いつもの無駄口をたたきながら蔵に入って
捨てられないような
昔の農具や民具を引っ張りだして・・・
とりあえず、
我が家へ一時避難させました。
大八車の車輪を持った姪は
「意外に重たいんだ」と言いながら
見たことも無い道具類に
不思議そうな顔をしつつ
手伝っていました。
昔の火鉢や玄米を保存する
大きな缶も・・・。
おばあちゃんが言うには、
蓋付きの桶は、
昔盛んだった地引網で
獲れたハマチなどを入れたそうで
鍬も昔のものの方が味わいがあり、
明治15年と墨で書かれた木製の
消火器のようなものもありました。
極め付きは、下の写真。
私が被っているのは蓑。
おおきな蓑虫みたい???
すべて、一歩間違ったら
ゴミかもーのものですが、
主人いわく、磨けば、
なんとかなるかも、だそうです。
昔話の世界みたいで、
ほのぼのとして
どれもご先祖が
使ってきたものなんだと思うと、
なんだか懐かしいような、
ぬくもりが伝わってきますが、
さて、どうなりますやら・・・(^∀^)
女将のほのぼのブログ
2010年05月10日