私の母は、
もう２４年前に
他界しました。
当時は、まだ子供に手がかかるし、
ペーパードライバーだったので、
患っていたのに病院にも車で連れて行ってやることも
できませんでした。
母がいなくなると、心に穴が空いたようになりました。
以来、こころのどこかで、
母のような存在を求めているのでしょうか、
主人の母や親戚のおばあちゃんはもちろんのこと、
友人や同級生、親しい人のお母さんは
自分の母みたいに、
親しみがわきます。
そんな存在の一人だった近所のおばあさん（畑友だちであるTさんのお母さん）がお亡くなりになり、きょう、お見送りをしてきました。
８８歳でした。
主人の母と同級生で、幼なじみということもあって、
いつも親しく話しかけてきてくださり、
私も心の底から打ち解けてお付き合いさせてもらっていました。
主人も、お別れを告げに行って
「また、明日、畑に出てこられるような、きれいな顔だった」（我が家の横が、いつもおられる畑なので）
と話していました。
また、心にポッカリと穴が空いたような感じがします。
あっち、こっちにたくさんの実母の代わりのようなお母さんがいてくださるのですが・・・
亡くなられたおばあちゃんの畑は、
つい先日まで元気にしておられたので、
春の支度がきれいに整えられています。
（私は春の野良仕事はこれからなのに・・・）
寂しさがつのります。
どうか、安らかにお眠り下さい・・・