女将のほのぼのブログ

2009年11月09日

司馬遼太郎記念館へ

先日、大阪へ行った時に
司馬さんの記念館の見学に行きました。
記念館前
ワタシ
司馬さんの書斎
書斎の中
咲いていたツワブキの花
落ちていたドングリの実
花供養碑
すごい量の本が並んでいました。
思わず、主人に
「さあさあ、記念写真撮って、あやかろうヨ・・・」
と言ってしまいました。(内部は撮影禁止なのに)
(記念写真ぐらいで書けるもんなら誰も苦労せんーと陰の声)
とか、なんとか言いつつ、
天井まで並ぶ本に圧倒されていました。
司馬さんは、菜の花が大好きで、
書斎から見える花壇(直径1メートルぐらいの円筒形の)には、
菜の花はもちろん、季節の花を植えて、
楽しんでおられたそうです。
(このときは、庭の隅にツワブキが咲いていました)
私も菜の花が大好きです。
花屋さんで買ってまでは飾りませんが、
白菜、大根、青梗菜(チンゲンサイ)、
小松菜などなっぱの菜の花や
河原に咲いているセイヨウカラシナの菜の花も
摘んできて飾ります。
あと、ヒマワリ、連翹(レンギョウ)、蝋梅、ラッパスイセン
などなど、
あれぇ~~
黄色い花ばっかり。
実は黄色い花が大好きなんでした。
きっと、司馬さんも・・・
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
司馬さんの「21世紀に生きる君たちへ」という遺筆の中に
(途中より)
自然物としての人間は、
決して孤立して生きられるようにはつくられていない。
このため、助け合う、ということが、
人間にとって、大きな道徳になっている。
助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、
いたわりという感情である。
他人の痛みを感じることと言ってもいい。
やさしさと言いかえてもいい。

(続く)
司馬さんは、これれの感情は本能ではないから
訓練して身につけなけらばならない、と書いています。
そして「たのもしい君たち」になって、と。
そして、君たちの未来が、
真夏の太陽のようにかがやいているように感じた、と。
司馬さんは、明るい色(花も)が好きで、
明るい未来を信じて
私たちを見守ってくれている、そう感じながら
記念館を後にしました。
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