ほのぼの「木船」だより

2007年02月16日

福寿草

Sfukujyusou 「ちょっと、来て。ごっつうきれいだでー」

女房が、大きな声で呼びます。

「早よう、早よう」

じぶしぶ、玄関先に行くと、鉢植えの福寿草が、つぼみを膨らませていました。

鮮やかな黄色です。この黄色の見事さは、何といえばいいのか、わかりません。

なにごとにも、鈍感な、鈍感な、僕の心も、少し感動、です。

若い頃、丹後の山奥の一軒家の庭先で、福寿草がいっぱいあったなあ。

ところで、この福寿草、どうしたんだっけ?

その一軒家のおばあちゃんにもらってきた根っこが、いまも我が家で育っていて

それを女房が鉢に植えたという。

それを聞いて、福寿草の花の色が一層、輝きを増しました。