きのうは、我が家にしては少し多くのお客さんにおいでいただきました。
一番手間がかかるのが、松葉ガニのカニみその甲羅焼なんですが、写真でご覧ください、整列しているというか、行列が・・・。

綺麗で、美味しそうな甲羅の中のみそばかり集めて、きれいに洗った後、再び甲羅に入れて一つずつ焼くのです。

味付けは、今は亡き義母から教えてもらった方法です。
お酒（もちろん地酒の「香住鶴」）と少しの味噌（地元の村おこしで大豆から作っておられる無添加の「米地味噌」）で、あとは自分の舌（味覚）を信じて・・・

ここで、ワンポイントアドバイスをするとすれば、味付けの前に松葉ガニの身を適量入れると、ぐんと美味しくなるのです。

熱々の甲羅焼カニみそを一つずつお一人ずつお出しすると、「これまでカニみそは苦手だったのに、これなら食べられるし、大好きになる」「究極の美味しさだ」と喜んで頂き、食べられたあとはお酒（地酒「香住鶴」）を入れて、中がカラカラになるまで「甲羅酒」を心ゆくまで味わっておられました。(笑)

「木船流松葉ガニづくし」のカニそのものの味はもちろんなんですけど、この松葉ガニの甲羅焼カニみそは、自慢のイッピン。
手間がかかり、出すのは、正直なところ大変ではありますけど、「どこにでもあってどこにもない」を目指す我が家「ほのぼの民宿・木船」のこだわりのひとつなんです。

一度、ぜひ、味わってみて下さい！