ほのぼの「木船」だより

2004年06月22日

台風一過

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 「見て、少し葉が折れていただけでよかったわ」
 きょうは、台風一過の快晴。
 畑の野菜を見回っていた女房が、そう言いながらホッとした様子だ。

 台風6号は、きのう午後に北近畿の福知山、舞鶴を通過した。
 幸い、僕のところは昼間はほとんど影響なかったけど、夜になってかなり強い風が吹いたのだ。
 きのうは、朝から野菜が倒れないように支柱を立てたり、ネットを張り直していたのだけど、それが幸いした。

 僕もちょっとだけ手伝って、トウモロコシが倒れないよう支柱を張り、紐でぐるりと囲むように結んでおいた。
 見ると、被害はほとんどなかった。女房から「その風対策、正解だったようね」と珍しく褒められた。
 僕は「たまには役に立つこともするんだぜ」と言いたかったが、やめた。

 昨夜、その台風通過後の吹き返しの強風に、畑の野菜が心配だな、と思いながらテレビドラマを観た。
 そのドラマは「農家のヨメになりたい」(最終回でした)という、うれしくなるようなタイトルだった。
 
 主演の深田京子ほどとびっきり可愛くなくても、ドラマの主人公のように、すこしふっくらした元気で気立ての良い娘さんが、そして、農家にヨメに行っても良い、という娘さんが、いっぱい出てくるような世の中にならないものだろうか。
 そんなことを考えながら、このドラマを観た人は多いだろうなあ。

 うちは、女房が野菜を作っているだけで、農家の本当の苦労がわかっているわけではないけれど・・・。