「見て、少し葉が折れていただけでよかったわ」
きょうは、台風一過の快晴。
畑の野菜を見回っていた女房が、そう言いながらホッとした様子だ。
台風6号は、きのう午後に北近畿の福知山、舞鶴を通過した。
幸い、僕のところは昼間はほとんど影響なかったけど、夜になってかなり強い風が吹いたのだ。
きのうは、朝から野菜が倒れないように支柱を立てたり、ネットを張り直していたのだけど、それが幸いした。
僕もちょっとだけ手伝って、トウモロコシが倒れないよう支柱を張り、紐でぐるりと囲むように結んでおいた。
見ると、被害はほとんどなかった。女房から「その風対策、正解だったようね」と珍しく褒められた。
僕は「たまには役に立つこともするんだぜ」と言いたかったが、やめた。
昨夜、その台風通過後の吹き返しの強風に、畑の野菜が心配だな、と思いながらテレビドラマを観た。
そのドラマは「農家のヨメになりたい」(最終回でした)という、うれしくなるようなタイトルだった。
主演の深田京子ほどとびっきり可愛くなくても、ドラマの主人公のように、すこしふっくらした元気で気立ての良い娘さんが、そして、農家にヨメに行っても良い、という娘さんが、いっぱい出てくるような世の中にならないものだろうか。
そんなことを考えながら、このドラマを観た人は多いだろうなあ。
うちは、女房が野菜を作っているだけで、農家の本当の苦労がわかっているわけではないけれど・・・。