我が家の窓から山陰線が見えます。
なにしろ全国でも指折りのローカル線なので列車はあまり通りませんが、昼間には一両だけの列車がゴトゴト走って行きます。
見ているお客さんが、思わず「わあ、カワイイ」と感嘆の声を出されます。
一日に数本ですが、特急列車も走ります。
中には、流線型のカッコイイ形のものもあります。
気をつけて見ると、列車にはいろんな色や形があるんですね。
先日、根っからの鉄道フアンというご家族が泊まりに来られていて、奥様が「ここは、静かな風景をバックに、いろんな列車が見られてうれしい。子どもや主人が列車が通るたびに窓から覗いたり、外に飛び出して・・・。来てよかったです」と、大喜びされていました。
僕は鉄道フアンではないですが、この一両だけの列車が走っているのを見るのは、好きです。
のどかな中にも、時代に取り残された感じがしてちょっと複雑ですが・・・。
自分自身と重ねて、がんばって走り続けろよ、って励ましたくなります。
ほんとに・・・。