但東町のあるお宅のトケイソウを見てきました。
但東町では、今から約20年前にトケイソウの苗を希望者に配ったそうで。
見せていただいたお宅は、そのときから育てて来たお家でした。
トケイソウを育てている家は、もう数少ないそうです・・・
トケイソウが花を開くときには、パッとあっという間に開くそうです。(そのお家の奥さん談)
その話を聞いていたら、もうすぐ花が開きそうなのを見つけたので、あつかましく粘って待たせてもらっていたのですが。。。
開いてくれませんでした。
トケイソウは2日だけしかもたないそうです。雪にも弱いらしいとか。
なかなか何年も育てるというのは難しいんだなと感じました。
奥さんの家の元工場の軒下で育てていらっしゃるのですが。(その工場の近くに道路があり)道路を見通しよくする工事があるそうで工場を壊すことになっているそうです。トケイソウもなくなってしまうとか・・・
なので、奥さんは今年最後かもしれないと残念そうでした。
奥さんは俳句や短歌がお好きらしく・・・こういう状況であるトケイソウをおもって詠んだ1句をメモさせてもらってきました。
『我が命 何にも知らずに 芽をふきて いじらしきなり 時計草かな』 (若)