ほのぼの民宿「木船」から車で30分ほどのところにあるのが、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園。
ここには、国の特別天然記念物・コウノトリが100羽以上も飼育されていて、日本で一番の拠点なんですが、今、注目の的なんです。
去年の秋に試験放鳥された5羽が、自由に大空を飛んでいるのです。(写真ではコウノトリが小さくてわかりづらく、すみません)
そして、人工巣塔では一組のペアがなんと巣作りを始めたようなのです。
うまくいけば、カップルが誕生して、卵を産み、春から初夏にかけて、ヒナが誕生する可能性があります。
日本では、野生のコウノトリは35年前に絶滅してしまいましたが、ここでは人工飼育した鳥を野生に戻そうと今後5年間、試験放鳥を続けることにしており、世界に例をみない取り組みに、大きな期待が集まっています。
愛鳥家のみなさんはもちろん、そうでもない方でも、優雅に舞うコウノトリは、とっても清清しく、「こんなすごい鳥がいるんだ」「日本に生まれてよかったなあ」(ちょっとおおげさですが)と感じたりして、気持ちがとっても晴れやかになりますよ。
(詳しくは、次をクリック「兵庫県立コウノトリの郷公園」)