すっかり穂が白くなったススキの向こうの田んぼでは、コウノトリが遊んで・・・。
こんな風景は、日本でここだけでしか見られません。
コウノトリは、昔は鶴と呼ばれていました。それだけ、綺麗な大きな鳥です。野生のものは、すでに絶滅し、たまに、大陸から渡り鳥として飛んでくるだけです。
国の特別天然記念物に指定されています。
兵庫県豊岡市では、去年秋から人工飼育したコウノトリを自然に放鳥して、野生に復帰させる事業が行われています。この写真は、今年9月に放されたうちの数羽が、田んぼに棲み付いているようすを撮影したものです。
初冬の広々とした田んぼに、コウノトリのいる風景を、ぜひ、見に来て下さい!
(ほのぼの民宿「木船」から、写真を撮影した豊岡市郊外の六方田んぼまではお車でおよそ30分。行き帰りにちょっと、ご覧になる方もいらっしゃいます。双眼鏡があれば、なお、良いです。でも、六方田んぼは、ちょっと上級者向けで、確実にご覧になりたい方は、県立コウノトリの郷公園へどうぞ。何羽もいます)