わしゃぁ 牛を飼ぁて 米作って、
大根作って 漬物つけて
何にも りこうげえなこたぁ
ようしやぁしませんけぇど、
皆が帰って来るのを
いっつも 待っとるでぇ
はよ帰って来いやぁ~
よしおばあちゃんは、隣の山の町に住んでいます。
白い手ぬぐいを頭に巻き、かっぽう着に、もんぺ姿。
おおきな畚(ふご)に野菜をいっぱい入れて背負っています。
牛を飼っていて、米や大根を作っていて、漬物づくりも上手のようです。
田舎なら、どこにでもいらっしゃいそうなおばあちゃんですが、実はよしおばあちゃんは、イメージキャラクターなのです。
地元の商業デザイナーが考案し、特産品のパッケージに登場したところ、「わあ、かわいい」と評判だそうです。
このほど携帯ストラップもつくられました。(写真)
最初に紹介した、方言丸出しの語りかけは「よしおばあちゃんの想い」だそうです。
過疎の町の願いが込められています。
携帯ストラップのパッケージの絵柄では「おかえりー」と子どもたちを出迎えているよしおばあちゃん。
いつもにこやかな笑顔です。