荒川静香の金メダルで、最後の最後に盛り上がったトリノオリンピック。
その余韻は、まだ残っていますが、わが地元のスキー場(兵庫県豊岡市の神鍋高原)でも、「とりのオリンピック」が開かれました。
出場選手は、今年9月に開幕する、のじぎく兵庫国体のマスコット「はばタン」をはじめ、豊岡で放鳥されたコウノトリ、それにペンギン、ニワトリの4羽。
もう、おわかりになったと思いますが、トリノはとりのでも「鳥の」と、かなりしんどいダジャレと言いましょうか、パロディと言えばいいんでしょうか・・・。
でも、これは、兵庫国体を何とかPRしようと知恵をしぼって真面目に考え出された大作戦だったのです。
着ぐるみを着て回転競技を繰り広げましたが、扮しているのはスキーの上手な地元の人たちだけに、転ぶこともなく、台本どおり、はばタンが優勝、国体レディから金メダルが贈られていました。
見ていた人たちは「荒川静香ほどの人気は無理でも、トリノ五輪のように兵庫国体も熱のこもった競技を繰り広げ、大いに盛り上がってほしい」と話しておられました。