ほのぼの「木船」だより

2004年07月11日

いかだもテントも

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 「海に浮かべるいかだ、頑丈だけあって重たいね」
 「遊泳区域標識も運びにくいよ」

 海水浴シーズンを迎えたきょうの日曜、民宿の人たちが総出で、海水浴場の準備をしました。
 浜に揚げていたいかだが二基、よいしょと担ぎ出され、なぎさから舟で沖へ、黄色いボールの上に旗が付いたような遊泳区域の標識も8個、それそれ海上に浮かべられました。

 このほか、浜にテントを張ったり、立て看板を立てたり、見張り所の設営をしたり。
 50人を超す老若男女が汗をかきかき、がんばりました。

 「ことしは、浜のテントの数、多くない?。それに、松原の下まで」
 「あれは、一般のお客さんのほかに、21日から3日間やってくる臨海学校の子どもたちのために張ったんだよ」

 佐津海水浴場は、若いグループのほかに、家族連れの利用が多く、自分でパラソルを持ってこられる方はいいのですが、持っておられない方がちょっと日影が欲しいとき、テントは重宝するといわれます。

 そこで、ことしはできるだけ多く、といっても5つだけで広い浜ではそう目立ちませんが、できるだけ利用してもらいやすい場所にテントを張りました。。
 これで、カンカン照りでも浜辺で長く楽しんでもらえるという訳です。発案は女性たちで、我々男たちではそこまで気が回りませんが、民宿の女将さんならではの細かい気配りで実現しました。

 「昔のテントまで全部引っ張り出したなあ」
 「大丈夫、大丈夫。まだ十分使えるよ」
 という訳で、中には、ちょっとだけ年季の入ったテントがあるかもしれませんが、さわやかな夏の海辺の気分は決して壊してはいません。
 「ほのぼの海水浴場・訓谷浜」にお越しの折、泳ぎ疲れたら、どうぞ観光協会が張ったテントもご利用下さい。
 といっても、空いているかはその時次第なので、自前のターフやパラソル、テントが自由に使えて良いに決まってはいますが・・・。

 (追伸)梅雨らしい天候の写真は11日朝です。昼前から夏らしい太陽が出てきて、梅雨明け近い感じです。海水浴客の方も少しずつ増えてきていました。